高橋整骨院日記

2012年9月25日 火曜日

緊張型頭痛

ICHD-Ⅱの分類基準を満たした緊張型頭痛患者96例の鍼治療効果を分析した結果、その有効率は82.3%であった。また、鍼治療による改善率と関連する因子について重回帰分析を行った結果、頸肩こりの改善率と満足度で改善が認められた。

緊張型頭痛の発症機序は、頭痛の筋群よりも後頸部や肩甲上部・肩甲間部の筋群の過緊張が重要な役割を果たし、鍼治療はこうした筋群の過緊張を緩和し、循環状態を正常化することにより頭痛の改善に寄与していることを報告した。

自律神経機能を定量的に測定可能な open loop video pupillography(電子瞳孔計)を用い、鍼の作用機序を検討した。その結果、緊張型頭痛患者に対する鍼治療は散瞳層よりも、縮瞳層に影響を及ぼし、瞳孔を支配する副交感神経の機能亢進が示された。こうした反応は、鍼治療が単に局所の反応(軸索反射)だけでなく、高位中枢に影響を及ぼし、頭痛の改善に寄与することが示唆された。

また、健常者に対する鍼治療が瞳孔反応に及ぼす影響は、有意な変化は認められず、緊張型頭痛患者と健常者に対する鍼治療は異なり、鍼治療が生体のhomeostasisの向上に関与していることが明らかになった。


参考:日本鍼灸師会のけんこう定期便 2012年9月号

投稿者 高橋はりきゅう整骨院 | 記事URL

2012年9月20日 木曜日

片頭痛

片頭痛患者70例に対し、鍼治療を行い発作予防の効果を検討した結果、2ヶ月間の鍼治療により、中等度以上の頭痛日数は有意に減少し、頸肩部の筋群の圧痛の改善と正の相関が示された。

片頭痛患者と健常者の鍼刺激が脳血流に及ぼす影響について、安全で造影剤を用いず非侵襲的に反復検査が可能である(ASL)MRIを用い、脳血流量変化を鍼治療前後で比較した。そのj結果、片頭痛患者は鍼刺激により、視床や視床下部および弁蓋部、帯状回、島で鍼刺激中および鍼刺激終了後に脳血流量が増加した。

これに対して、健常者群は鍼刺激中一過性に同部位の血流増加が認められた。これらのことから、片頭痛患者と健常者に対する鍼刺激による脳血流増加反応は異なり、片頭痛の発作予防に対する鍼治療の作用機序は、主に高位中枢が関与する可能性が示唆された。

日本鍼灸師会 『けんこう定期便 NO.15』より

投稿者 高橋はりきゅう整骨院 | 記事URL

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